まちの値段には意味がある!土地の値段から地域を読みとく「路線価図でまち歩き」

まちの値段には意味がある!土地の値段から地域を読みとく「路線価図でまち歩き」
実勢価格、公示地価、基準地価に固定資産税評価額ーー。同じ土地でも異なる額で表され、一物四価とも五価とも言われるほど複雑な日本の土地価格。
「路線価図でまち歩き」は、相続税評価額に注目し、それを図化した「路線価図」を見ながらまちを歩くイベントを10年以上続けてきた中川寛子さんによる、不動産投資にも役立つ知識が満載の新しいまち歩き入門書である。
中川氏は、不動産関連、とりわけ地盤、地形、街選びに詳しい「住まいと街の解説者」として本サイトでもおなじみの著者だ。
不動産取材のベテランである中川氏がなぜ、複数ある土地価格の中から路線価図をまち歩きに利用するのか。それは、路線(道路)に面する土地1平米あたりの価格である路線価なら、道路一本挟んだだけで何十万円も価格差があることや、交差点を渡るだけで価格が倍になるというそれぞれの土地の不思議が浮かび上がってくるからだとう。
まちによっては、駅から離れるにつれて価格が下がるどころか上がっていることろ、逆に駅に近くて利便性が高いはずなのに妙に安いところもある。どうしてだろう?路線価図を持って現地を歩き、まちを立体で見ることで、その価格差の理由が分かると本書で中川氏は説く。
本書には、全国15ヶ所「紙上再現!路線価図でまち歩き」も収録。今はタワマンが立ち並ぶ湾岸エリア「江戸から令和の400年を歩く。佃、月島、豊洲、新豊洲」や、東急沿線の新旧人気エリア「昭和のお屋敷街・田園調布から平成・令和の住みたい街・武蔵小杉へ」コースなど読み応えたっぷりで、明日にでも路線価図を持ってまち歩きしたくなる内容だ。
「路線価図でまち歩き」は、相続税評価額に注目し、それを図化した「路線価図」を見ながらまちを歩くイベントを10年以上続けてきた中川寛子さんによる、不動産投資にも役立つ知識が満載の新しいまち歩き入門書である。
中川氏は、不動産関連、とりわけ地盤、地形、街選びに詳しい「住まいと街の解説者」として本サイトでもおなじみの著者だ。
不動産取材のベテランである中川氏がなぜ、複数ある土地価格の中から路線価図をまち歩きに利用するのか。それは、路線(道路)に面する土地1平米あたりの価格である路線価なら、道路一本挟んだだけで何十万円も価格差があることや、交差点を渡るだけで価格が倍になるというそれぞれの土地の不思議が浮かび上がってくるからだとう。
まちによっては、駅から離れるにつれて価格が下がるどころか上がっていることろ、逆に駅に近くて利便性が高いはずなのに妙に安いところもある。どうしてだろう?路線価図を持って現地を歩き、まちを立体で見ることで、その価格差の理由が分かると本書で中川氏は説く。
本書には、全国15ヶ所「紙上再現!路線価図でまち歩き」も収録。今はタワマンが立ち並ぶ湾岸エリア「江戸から令和の400年を歩く。佃、月島、豊洲、新豊洲」や、東急沿線の新旧人気エリア「昭和のお屋敷街・田園調布から平成・令和の住みたい街・武蔵小杉へ」コースなど読み応えたっぷりで、明日にでも路線価図を持ってまち歩きしたくなる内容だ。